やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

盛者必衰

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個人的には、時価総額にどれほどの意味があるのかとは思うのですが。
ですが、1990年代に青色吐息だったAppleが今の隆盛を迎えているという状況については、衰退した企業がそのまま消え去る運命にあるとは必ずしも言えないということを証明していると思います。
逆も真なりということで、これはMicrosoftについても言えると思います。デファクト・スタンダードの中心的な存在になって、空前の隆盛を誇った企業が、今では目立たなくなっている。これらの隆盛と衰退については、企業経営を考える上ではとても重要な事実を示唆しているのではないかと思いますね。
どれほど隆盛を誇っても、時代の趨勢によってコア・コンピタンスを失えば消え去って行く。
まあ、これはAppleにも言えることですが。
日々の地道な努力を怠れば、やがては衰退への道を歩むという歴史的な教訓は、今でも生きているということですね。