やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

単純に知ることが幸福をもたらす訳では無い現代

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ウィキリークス創設者、婦女暴行容疑で指名手配 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(リンク切れ)

これはもう、法令に基づく正義を有する国家権力によって葬り去られようとしていると見られても仕方がないでしょうね。
事実はどうなのかは分かりませんが。

ただ、ウィキリークスがやろうとしていることについては、意味があるのだろうかとは思いますね。
一般の社会生活においても、本音と建前というものはあります。もしも本音が相手側に伝われば、相手が不快感を持つだけならば良いのですが、悪くすれば喧嘩沙汰になったりもするでしょう。
ましてや一般社会と同様に人々が携わっている政治や外交の世界では、より建前が重要視されるのは当然だと言えるでしょう。国民や周辺諸国を納得させる必要があるのですから。
その建前を守るために、やがては戦争へとエスカレートしてしまうかもしれません。
果たして、そこまで情報公開に責任が持てるのでしょうか?

確かに、知ることは人の権利としては大切であるかもしれません。
ですが、知ってしまうことで重荷を背負うことになる羽目にもなり得ます。
インターネットの普及により、ここまで情報が氾濫する世の中になったからこそ、知る重荷についても思いを馳せる必要があるのでは無いかと思います。
知るなと言うつもりはありません。
ただ、物事を知ることに覚悟を持つ必要があることも考えておくべきだと思うんですけどね。