やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

権威が果たして文化に好影響を与えてきたのでしょうか?

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アニソンに対して一家言を持ち、長年に亘って意見を述べ続けてきた先生だけに、この発言はとても重みを感じます。
権威が区別を生み、やがて差別へと至るという過程は、これまでも世界の各地での様々な歴史において繰り返されてきました。
やはりビスマルクが言うところの、歴史から教訓を学ばない愚者というのは、今も多いのかもしれません。

個人的な考えとしては、権威というものは自分に自信が無い人々がしがみつくものだと考えています。だからこそ、大衆の支持がなくても生きて行けるのでしょう。
むしろ、支持しない大衆のことを無知蒙昧だと軽蔑することの方が多いかもしれませんね。
ですが、これまでの歴史上において、どちらが文化そのものを牽引してきたのでしょうね?
それは言わずもがなだと思います。
結局、文化というものは選ばれるものなのでは無く、人々の支持の中から自然に生まれてくるものなのであろうと思いますね。