やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

たまたま「情報」が集まるからと胡坐をかくのもどうかと

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自業自得ですね。
まあ、都の人々が考えてるアニメというものは、いわゆる「文部科学省推薦」という箔がついてるものだけなのかもしれませんね。
世界で評価されているアニメが何なのかという事への無知が、都をこういった行動へととらせたのだろうと思います。

結局、東京は多くの人が信奉する「新自由主義」によって、やがては衰退するのでは無いかと思います。
規制を行なうということ自体が、その「新自由主義」と真っ向から対立する発想ですしね。
長年、サブカルチャーの地位に甘んじてきたアニメやコミックがようやく評価された頃に尻馬に乗りながら、一方ではそれを押しつぶそうとする行為を取る。
結局は、リスクを取らない政治屋的、役人的な発想から抜け出せないんですね。
そんな発想で、今の栄華を維持できるわけが無いでしょう。

別にアニメやコミックに携わる人たちは、こんなものに動揺する必要は無いと思います。
これまでも、公共の力を借りずに市場を開拓してきたわけですし。
それに、東京での創作活動にこだわる必要も無いでしょう。
京都アニメーションはどこにありますか?Keyブランドを所有するビジュアルアーツはどこにありますか?
そして、ピーエーワークスはどこにありますか?
ネット時代において、コンテンツ業界が持つ強みは、情報業界や金融業界と同様に、本拠地を選ぶことについてイニシアチヴを持っていることだと思います。
特にアニメに関しては、神戸でアニタス神戸が始動するなど、地方の誘致も積極的になっていますしね。
今の状況に胡坐をかく状態だと、結局泣きを見るのは東京都自身なのではないかと思うんですけどね。