少し長い対談でしたが、若い才能を育てようという公平先生の意気込みが伝わってきて、読んでてとても楽しかったです。
また、音楽、しかも自分自身で稼ぎださないといけないという自営業の世界の中で、日々をいかに真剣に生きているかというものも感じられて、私も一介のサラリーマンではありますが、とても深く感じるところがありました。
今の我が国のポップス界が抱えている構造的な問題やそれ故に期待されるアニメソングの可能性など、作曲家ならではの貴重な話もありました。
アニメソングに対して偏見を持たない人ならば、十二分に楽しめる対談だと思います。