やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

今の時代だからこそ、ロジカルな思考が大切ですね

スポンサーリンク

リーダーとフォロワーの関係についての記述は同感だと思いました。

日本の国民は50年ぶりに政権交代したばかりで、政権運営に苦労していた民主党に半年で見切りをつけ、フォロワーシップを放棄しました。そして参議院で野党に過半数の議席を与え、政権運営をますます難しくするという選択をしました。強固な官僚組織の壁に当たって、ただでさえリーダーシップを発揮するのが困難だった民主党に対し、さらにリーダーシップ発揮のハードルを高くしたのです。

国民に対して耳に心地よい話をし続けた民主党にも原因はありますが、これまで何十年も続いた自民党政権に対して、民主党に対する大多数の国民の見切り方は早すぎるとは感じました。政権交代というものに対する幻想が大きすぎたのでしょうか?

また、今の日本病の原因を国民性に求めることについても警鐘を鳴らしています。

日本がつい30年前にはこれだけの成功を収めていたわけですから、今の日本の衰退の原因を日本の古来からの国民性や慣行、風習に求めるのは論理的に説得力がありません。日本の国民性が30年間でそんなに変わったとも思えませんし、「和」を重んじる風習などはむしろ30年前の方が強かったかもしれません。それにも関わらず、このことを日本の衰退の理由と考える人がいるというのは驚くばかりです。

三十年前の日本人には出来て、今の日本人には出来ないこととは何でしょうか?
そういう意味では、戦後史を検証することは重要だと思います。
あるいは、三十年前の繁栄の陰で放置されてきたことが、今の低迷の原因になっているのかもしれませんし。
確かに、国民性などといった概念に原因を求めるのは楽なことなんでしょうが、大切なのは原因を追及することではなく、処方箋を提示することなんですよね。
そういう意味では、評論ではなく、具体的な解決策を提示することが重要なのだろうと思います。