やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

円安が経済問題を全て解決する訳ではないかと

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結局、円安に振れても損をする企業は出てくる訳で。
果たして、適正な為替レートはいくらなんでしょうかね?
それは、供給者と消費者の立場の違い、業種の違い、相手にする市場の違いなどで、それこそ千差万別ではあります。
この何年かの為替変動は、その現実を図らずも実証してしまったように思います。

劇薬の服用は、劇的な改善効果をもたらす一方で、これまた強烈な副作用をもたらすのが一般的なのですが。
我が国の経済にはどのような「改善」や「副作用」をもたらすのかは、年月を重ねて眺めるしかないようです。
それでも、元請企業が下請企業にコストを押し付ける産業構造が変わらない限りは、どのような為替変動であっても、経済状況は厳しいままではないかとは個人的には思いますね。