ご年齢がご年齢だっただけに早晩この日を迎えるのは分かっていたつもりですが、それでも悲しさは募ります。
また一人、良き大阪文化の体現者が逝ってしまいました。
上品な大阪弁がとても印象的でした。
落語はもちろん、「味の招待席」や「米朝よもやま噺」などテレビやラジオでも小さい時からその語り口に親しんできました。
これらもまた一つ過去の物となってしまうのだと、一抹の寂しさを覚えております。
上方落語の復興を成し遂げただけでなく、これまでの大阪文化への貢献に、今はただ感謝あるのみですね。