やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

災害とペット

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予測が難しい災害の発生

今回の台風の通過に伴う大雨により、関東や東北で大規模な水害が発生していますが、災害は予測が難しいので、いざ起こった時にどのように行動するかはその場で急に問いかけられます。
もちろん、事前の防災対策もありますが、四六時中災害に備えて緊張するわけにはいかないので、大切なのはいざという時の判断ではあるとは思います。

ペットについて

その突発的な災害の際に問題になることの一つが、ペットの取り扱いです。
今回の水害の際に、犬と一緒に救助される老夫婦の姿が映像に出てましたが、その是非について調べている内に出てきたのが、上記の記事に出ていた環境省ガイドラインでした。
ここには同行避難の必要性の理由が掲載されていて、なるほどなと思うところはありました。
ただ、このガイドラインについては、克服するすべき二つの点があると個人的には思いました。

人の心理と飼い主のモラル

一つは、ペットを救出することに対する他の被害者の心情。もう一つは、飼い主のモラルです。
前者は、ペットを助ける時間を他の被害者の救済に使うことが出来るのではないかという心理。後者は、飼い主の周囲への配慮ですね。
被害者の心情については、平時から防災活動や避難訓練の中で啓蒙する必要がありますし。飼い主のモラルについては、これまた平時から周囲に迷惑をかけない方法について、飼い主自身が学ぶ必要があります。

大切なのは周囲への配慮かと

動物愛護の重視は国際的な潮流ではあります。また、ペットと買うことで日常生活において癒しや安らぎを得ている人も多いと思われます。
だからこそ、周囲への配慮を考えることで、平生から理解を得ておく必要があると思います。
そのことが、非常時において活きてくるのではないかと思いますね。