やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大阪クラシック2015

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大阪の秋の風物詩は色々ありますが

大阪市の中心部の様々な場所で、色々なクラシック音楽が楽しめる大阪クラシックを楽しんできました。
大阪クラシックは日曜から今日土曜までの一週間の開催だったのですが、平日はもちろん仕事だったので、鑑賞したのは日曜と土曜の二日間だけでした。

空間と音楽を楽しむ

この大阪クラシックは、ホールでのオーケストラの演奏だけでなく、大阪市内中心部の著名な建物のエントランスなどで、アンサンブルの演奏がほぼ無料で聴けるのが特徴で、どこの会場でも人だかりが出来ていました。
私の場合は、日曜は、大阪シティ信用金庫、本町ガーデンシティ、京阪なにわ橋駅のアートエリアB1の三箇所、土曜は、フェスティバルホールのエントランスホワイエ、ダイビル本館、中之島ダイビルの三箇所でクラシックを堪能しました。
他にも、三井住友銀行大阪本店や竹中工務店いちょうホール、本願寺津村別院(北御堂)なども舞台になっており、普段入ることがない場所も楽しめるのも魅力の一つだと思います。

走り回る大植先生

今回、印象的だったのは、この大阪クラシックのプロデューサーで大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者である大植英次先生が、ほとんどの会場に顔を出されていたことです。
さすがに土曜は、夜に公演があったために夕方前には切り上げられたようですが。
この大阪クラシックに対する情熱をひしひしと感じましたし、故朝比奈隆先生が育てられた大阪の音楽の火を絶やすことなく育てたいという意志が、個人的にはとても強く感じられました。

音楽の街・大阪

意外ではあるでしょうが、大阪はクラシックや吹奏楽が盛んな街でもあります。
管弦楽では大フィルこと大阪フィルハーモニー交響楽団関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団大阪交響楽団の四団体があり、吹奏楽ではオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ(大阪市音楽団)があり、日々演奏会が開催されており、非常に恵まれた環境にあると思います。
昨今は経済的な事情から楽団経営も厳しくなっていますが、このような催しなどを通じて、クラシックの楽しさが広がるといいと個人的には思いました。