合衆国内でも高額な納税と富裕層の居住地に相関がないということは、国際間ではよりその傾向が強いと思います。
人は出身国の文化的な影響を大きく受けていますし、長く住んでいればいるほどその傾向は強くなります。その中で、租税が低いからといって海外に移住しても、文化的なギャップに苦しむ人は少なからずいるのではないかと個人的には思います。
また、家族の存在も大きいでしょうし。
今回の記事は、単純に租税や物価の高低だけでは人が動かない事例としては興味深いです。
これはひょっとしたら、我が国の都市と地方との間でも同じことがいえるかもしれません。
地域振興を考える時には、参考になる事例かもしれませんね。