2016-07-17 トルコの国是が歪められないか心配です 社会・政治・経済・ビジネス スポンサーリンク 今回のクーデターはかなり稚拙な印象を受けました。 かつてのトルコ軍なら、全軍をあげて一糸乱れぬ行動をとったはずですしね。 クーデターの原因はこれから解明されるでしょうが、これまでの世俗主義擁護の姿勢とは異なったものであろうとは思います。 ただこれで、エルドアン大統領の権威主義に基づく強権的な政治が加速するのではないかと思います。 これが更なるイスラム化や脱世俗主義に進むとなれば、建国の父である元帥(ガーズィ)ムスタファ・ケマル・アタテュルクによって進められたトルコ共和国の国是が歪められないか心配です。 元帥(ガーズィ)は墓の下で、今のトルコをどう見ているのでしょうね。