日頃利用している路線で、現場の高架の高さを知っているだけに、そこまで追い詰められた車掌さんがとても可哀想だと思いました。
同時に、ここまで車掌さんを追い込んだ乗客には、良心の呵責を感じないのかと思いました。
事故で電車が止まって困るのは誰でも同じですが、その鬱憤を駅員や乗務員にぶつけるのは筋が違うと思います。
以前にも書きましたが、お客様は無条件に神様ではありませんし、自分がされて嫌だと思うことを他者に行なうことは客であってもやってはいけないと思います。
このことは常識以前の問題ですね。
今回の事件でせめてもの救いだったのは、このように車掌さんに対する同情の声がネットを通じて出てきたことですね。
同じような理不尽さを感じた人は多かったようです。
ただ本来、客の理不尽な行動で社員が被害を受けた場合は、会社が全面的に社員を守るのが当たり前だと思います。
そうでなければ、社員を守ってくれない会社のために、誰が真剣に働くのかという話も出てきますしね。
顧客第一も大切ですが、社員が働いてこその会社であることも忘れてはいけないと思います。