やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

租税債権との相殺による不動産の国有化などは無理なんでしょうかね

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法令については、大学の一般教養程度の知識しかないので、ロジカルな意見は言い難いのですが。
財産権に対する憲法上の公共の福祉に基づく制限や、租税の滞納、取得時効の援用などを考えれば、租税債権との相殺による不動産の国有化は、手法としては有りなのではないかと個人的には思います。
憲法で保障された財産権との整合性は、取る必要があるでしょうが。

ただ、所有権移転が事実上できない塩漬け物件は、少子高齢化で不動産の価値が相対的に低下することで、これからも増加するのは必然でしょうし、何らかの国有化の仕組みは設ける必要があると思います。
我が国の憲法の根底にある権利の尊重は大切なことだと思いますが、これからは公共の福祉についても考えていく必要はあるのではないかと思いますね。