平和憲法を護るために「憲法改定」を行う方法も
暴論ですが、改憲派はもちろん、護憲派も憲法9条の改定を検討した方がいいと思いますね。
むしろ護憲派は、自衛隊が合憲と解釈できないように憲法9条の条文を改定すればいいでしょう。そうすれば、護憲派が望む軍事力によらない平和を追求できるでしょうし。
忌むべきは、現状維持という名の思考停止ですね。
何も変えないということは一番楽なやり方ですし、何よりも解釈次第で国の基本が揺れ動くという不安定な状態はいつまでも続くと思います。
9条以外にも改定すべき条項はあると思います
個人的には改憲論者ですが、私が改定して欲しいと考えているのは憲法第81条です。
日本国憲法(抄)
第81条 最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。
いわゆる最高裁判所と憲法との関係が記載された条文ですが、ここに憲法裁判所の規定を設け、憲法解釈権や違憲立法審査権が司法にあることを明確化すれば良いと思っています。
そうすれば、憲法解釈が内閣法制局という行政の一部署が担っている異常な状態が解消されると思います。
また、現行の違憲審査権は具体的な事件の解決に関連してでしか法律の違憲審査がなされませんが、憲法裁判所を設置することで法律成立時に違憲の判断が可能になるため、憲法違反の法律でもたらされる被害を未然に防ぐことも可能になると思います。
まあ、素人考えではこのようなものですが。
ただ、私のような素人でもこんな考えが浮かびますから、他にも改定すべき条項はあると思いますね。
憲法が施行されて70年以上経ちますが、その間のわが国社会の変化を考えれば、いつまでも現状維持というわけにはいかないと思います。
皆さんはどう考えますか?