週末フリーパスによる近鉄沿線の旅も、いよいよ最終日。
さすがに遠方への旅も疲れたので、今回は自宅近郊の山々に行ってみることにしました。
生駒山
まずは生駒山へ。
近鉄奈良線生駒駅から生駒ケーブルで生駒山上へ。
生駒山頂には遊園地があるので、家族連れでとても混雑していました。
生駒ケーブルの起点の鳥居前駅も、切符売り場は長蛇の列でした。
以前にも紹介した、生駒山上遊園地内にある生駒山頂の一等三角点。
なんと周囲はミニSLが走っています。
生駒山上から梅田方向を撮影。
好天でしたが、霞んでいて大阪平野がはっきり見えなかったのが残念でした。
ただ、あべのハルカスなどは見ることができたので、風景そのものは楽しむことができました。
信貴山
次は近鉄奈良線、大阪線、信貴線を乗り継いで信貴山口駅へ。
この駅から西信貴ケーブルに乗車します。
ケーブルカーは生駒とは打って変わってオーソドックスなものでした。描かれている虎のデザインは、信貴山上にある朝護孫子寺の聖徳太子の伝説が由来です。
西信貴ケーブルの終点高安山駅からバスに乗り信貴山上の朝護孫子寺へ。
寺の近くには大門ダムがあり、寺の周辺はダム湖になっていました。
寺の入り口前の開運橋には、ブリッジバンジーができる場所があり、バンジーに興じる人々を多く見かけました。
開運橋から更に歩いて朝護孫子寺の本堂へ。
高台にあり、ここから大和盆地を見ることができます。
本堂から大和盆地を撮影。
霞んでいてどの辺りかはよく分からなかったのですが、地図から考えると王寺方向だろうと推測。
朝護孫子寺の上に、松永久秀の終焉の地として有名な信貴山城跡がありました。
松永久秀は稀代の梟雄として有名ですが、茶人としても一流の風流人だったらしく、信貴山城で自害した際にはお気に入りの茶器も道連れにしたという逸話があります。
朝護孫子寺周辺ではもみじを多く見かけたので、秋には紅葉が素晴らしいのだろうと思います。
日帰り温泉が可能な施設や食事処もあったので、今秋にはまた行ってみたいと思います。