やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

これだけ対応コストが上昇すれば夏の風物詩もどんどん無くなっていくでしょう

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ホールやスタジアムなどで開催されるイベントとは違い、花火大会は屋外でしかも見物客は広範囲にわたるので、事故を起こさないための警備費用などのコストは普通のイベントに比べるとはるかに高くなるのは当然であろうと思います。
しかも、打ち上げ場所近くの桟敷席など有料の見物場所はありますが、遠方からだと基本的に無料で見れますしね。言葉は悪いですが、公共財と同じでフリーライダーは非常に多いですし、寄付金頼みも限界でしょう。
花火大会そのものが減っていくのは仕方がないことだと思います。

その花火大会の減少を食い止めようとするならば、開催地の自治体だけでなく花火が見物可能な周辺自治体に費用負担をしてもらう、あえて警備を減らしてコスト削減を図るなどが考えられますが、どちらも反対意見が多く出るでしょうね。
ただ、いかに夏の風物詩とは言っても、先立つものがなければ開催できないのは当然なわけですし。
本気で花火を楽しみたいなら、見物する側も応分の負担は必要になってくると思いますね。