今週放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These 第16話「発火点」のネタバレ有りの感想です。
マリーンドルフ伯爵令嬢 の登場
ノイエ版銀英伝のセカンドシーズンで楽しみにしていた一つ、ヒルダことマリーンドルフ伯爵令嬢 ヒルデガルドがようやく登場。
可憐な容姿ながら怜悧で舌鋒鋭い原作通りのヒルダが見れたので良かったです。
自然に囲まれたマリーンドルフ伯爵領の描写やヒルダとその父マリーンドルフ伯フランツとの信頼関係の描かれ方も上手く、期待以上の出来映えでした。
退役したミュッケンベルガー氏とオフレッサー上級大将とのやり取りも良かったです
あと、原作には無い、退役したミュッケンベルガー氏とオフレッサー上級大将とのやり取りも良かったです。
ミュッケンベルガー氏は、原作ではどちらかと言えば凡庸なイメージが強かったのですが、それはラインハルトと比較しての個人的なイメージに過ぎないわけで、貴族出身とは言え、帝国元帥・宇宙艦隊司令長官にまで登り詰めた人物だけに、感情はともかく、やはり人を見る目はあるのだろうとは思いました。
そこをオフレッサーは結局理解出来なかったわけですが、石黒監督版とは比べて、オフレッサーについても若干思慮があるような描かれ方がされているとは思いました。
フェルナー大佐はよく撃たれなかったなと
そして、ついにブラウンシュバイク公ら門閥貴族が結集し、新皇帝に対して反旗を翻すことに。
ラインハルトを抑えるために、ブラウンシュバイク公の部下のフェルナー大佐が独断でラインハルトの姉グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼを人質にしようと行動しますが、待っていたのは鬼の形相のキルヒアイス。
このキルヒアイスの表情がこれまでで一番おっかなかったですね。フェルナー大佐もよく射殺されなかったとは思います。
その後、帝国軍の全権を掌握したラインハルトは、いよいよ貴族連合との全面対決へ。
果たして、マリーンドルフ伯爵令嬢 の予言通りとなるかというところですが、貴族連合を「賊軍」呼ばわりするラインハルトの自信満々な姿勢を見ていると、予言通りになるとしか思えないですね。