やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

銀河英雄伝説 Die Neue These 第17話「ヤン艦隊出動」

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自由惑星同盟国章

今週放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These 第17話「ヤン艦隊出動」のネタバレ有りの感想です。

ピュコック長官の高潔さが現れた描写が非常に良かったです

再び舞台は同盟へ。
ジェシカ・エドワーズの演説に対する発言と言い、クーデターを起こした軍人たちとのやり取りと言い、ビュコック長官の民主主義国家の軍人としての高潔さが端々で描写されていたのはとても良かったです。
このような人物だからこそ、ヤンも大事を頼んだり、こき使ったり(笑)するほど全幅の信頼を置いているんだろうなあと思いました。

クーデターの発生、そしてフレデリカ

そして、ヤンの予想通りにいよいよ同盟でクーデターが発生し、クーデターの首謀者も明らかに。
ヤン自身、ヤン艦隊の面々、何よりもフレデリカの表情の動きがとても秀逸でした。
原作の文章でも感じられた「間」が見事に表現されていましたしね。
その後のヤンとフレデリカのやり取り、そして、ヤンとジェーンコップとのやり取りなども含めて、文句の無い演出でした。

ヤンがユリアンに望むこと

ヤンがイゼルローンに赴任した際に、被保護者のユリアンも一緒について行ったわけですが。
ヤンは半ば職権濫用気味に現場に同席させたり、シェーンコップなどの部下にユリアンの「教師」を頼んだりしていますが、今回、その真意の一端が明かされました。
実の親でもここまで子のことを考える人はなかなかいないとは思いました。ただ、それだけに非常に難易度の高い望みだとも思いました。
もっとも、それが可能なポテンシャルをユリアン自身が持っていることも事実なんですけどね。
何だかんだ言いながら、ヤンもユリアンに対しては親バカなところがあるなとは思いました。

第二期の過去の感想