大字町丁目レベルまでの住所と住所コード、代表点ながら緯度経度までのデータまでが入ったcsvファイルで、毎月更新される上にしかも無料で利用可能。
これは非常にありがたいですね。
これまで、リアルタイムで更新された住所のマスターデータを利用するには非常に高いコストが必要でしたから、中小企業や個人で利用が進むと思います。
一番活用されるシーンとしては、上記の記事でも触れられている通り、顧客の住所データの「正規化」であろうと思います。
顧客データは意外にアラビア数字と漢数字、全角と半角が入り混じっていますしね。
今回公開された住所マスターデータを基準にして住所表記を統一することで、顧客データベースの精度を上げることが期待できると思います。
緯度経度情報も入っているので、マッピングにも利用できるかなと思ったのですが、丁目未満の番・号や番地レベルまでは整備されず代表点のみなので、精度の高いマッピングはさすがに無理なようです。
ただ、それでも大まかなマッピングは可能なので、利用できるシーンはあると思います。
個人としても何らかの活用ができそうな気はしますので、色々と試してみたいと思いますね。