愛媛・広島割引きっぷを使った旅も今回で終わり。
今回は宮島観光をじっくりと楽しんできました。
宮島では錦水館に泊まりました。
久々の温泉旅館で、久しぶりに旅館での夕食を楽しみました。
夕食は海の幸満載のメニューでした。
特に広島だけあって旬の牡蠣が出てきました。
まず、焼き牡蠣はレモンをかけて頂きました。
本場で焼き牡蠣を食べるのは久々で、とても美味しかったです。
また、お鍋でも牡蠣を頂きました。
こちらもレモンが入っていて、レモンの風味と相まってとても美味しかったです。
牡蠣とレモンは本当に相性が良いですね。
翌朝の食事は松花堂弁当風でした。
ご飯、味噌汁、ぶり大根、焼き魚がついていて、ボリュームがあって美味しかったです。
この錦水館は厳島神社にも近く、温泉にもゆっくりとつかることも出来ました。
料理も美味しかったですし、次回もここでお世話になりたいと思いました。
旅館をチェックアウトした後は、朝から厳島神社に参拝してきました。
残念ながら大鳥居は修繕工事中でした。
ただ、干潮時だったので、大鳥居の近くまで行くことは出来ました。
本殿から大鳥居方向を撮影してみました。
干潮時はこのように大鳥居まで歩ける状態になります。
続いて、厳島神社の本殿。
海辺に本殿がある珍しい造りなので、他の神社とは異なる趣があります。
今回は干潮時の参詣でしたが、次回は満潮時にも行ってみたいなと思います。
厳島神社の反橋。
天皇からの勅使のみが渡ることが出来た橋であることから勅使橋とも呼ばれています。
厳島神社を深く信仰していたあの中国の覇者の毛利元就、その子隆元の父子によって再建されたものだそうです。
厳島神社本殿のそばにあった五重塔。
もともとは厳島神社の境内にあった金剛院の塔だったそうですが、神仏分離令によって厳島神社の管理下に入ったそうです。
今は厳島神社の末社、豊国神社の五重塔となっています。
厳島神社を参詣後、少し足を伸ばして弥山の麓にある紅葉谷公園にも行ってきました。
11月に入り、結構葉も色づいていました。
この時期に行けて良かったです。
宮島のフェリーターミナル近くに、平相国こと平清盛の像がありました。
現在の厳島神社の基礎を造った立役者ですね。
平清盛公は、今に至るまで評価が二分する人物ですが、個人的には好きな人物の一人です。
少なくとも、日宋貿易などの海上交易に着目した先見性やこの厳島神社を整備したことなど、後世に影響を与えたことがいくつもありましたしね。
いつの時代も先駆者は多くの守旧派の批判にさらされますし、清盛公もそう言う意味では、歴史上で不遇をかこった人物の一人であるかもしれません。
その後、昼過ぎまで宮島観光をしてから広島へ戻り、そこから新幹線で帰阪の途につき、今回の旅を終えました。
今回利用した愛媛・広島割引きっぷは、松山から松山観光港へ行く時や宮島のフェリーを利用する際は別料金となる一方、松山から伊予大洲、呉から岩国までの自由周遊区間は特急料金を支払えば特急が利用出来るなど、いずれも一長一短があり甲乙はつけ難いですね。
ただ、愛媛県の道後温泉で湯治を楽しんで広島経由で帰ったり、逆に広島県の宮浜温泉で湯治を楽しんで松山経由で帰ったりすることがこのきっぷでは可能なので、色んな旅のプランが楽しめる面白いきっぷだとは思いました。
Go To トラベルキャンペーンで様々な宿泊先が選べる今こそ、うまく使えば面白い旅が出来るきっぷだと思いますね。