やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

100名城の旅・その42〜広島城

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今回の旅では、愛媛県の3つの城だけに行く予定だったのですが、広島駅で新幹線に乗り換える際に時間が空いたので、急遽広島城へも行くことにしました。

広島城は広島駅から西に行ったところにあります。
広島と言えば路面電車なので、今回は広島駅前から路面電車を利用して行きましたが、後からバスで合同庁舎前まで乗る方が早くて安いと知りました。

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広島城は南の表御門から入りました。
表御門は他の二の丸の建物と同様に、平成に入ってから再建されたものです。
原爆投下による倒壊から再建までにどれほどの時間と労力が必要だったかが良く分かります。

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広島城は別名「鯉城」と呼ばれているそうですが、実際に堀にはなくさんの鯉が元気良く泳いでいました。

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広島城は明治に入り広島鎮台が置かれたことから、旧軍関係の遺構も残っています。
この広島大本営跡もその一つです。
もともと広島鎮台(後の第5師団)の司令部として使われていましたが、日清戦争時に明治天皇行幸した際にこの地に大本営が置かれました。
建物は原爆投下の際に倒壊し、今は礎石だけが残されています。

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そしていよいよ広島城天守閣へ。
1958年に再建された外観復元天守です。
内部はコンクリート製で堅固な造りになっていました。

天守閣内部は、広島城を築いた毛利氏、毛利家の後に広島を支配した福島氏、そして、福島家改易後に幕末まで広島を支配した浅野氏の三氏の事績が数多く展示されていました。
藩としての事績だけではなく、あの頼山陽の父で広島藩儒学者として仕えた頼春水についての展示もあり、政治から文化まで幅広い展示があり非常に勉強になりました。

近くに藩主の浅野氏の別邸である縮景園があったのですが、そちらは行けずじまいだったので、次回広島に行く際には広島城と共に立ち寄ってみたいと思います。