やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

いずれにせよ憲法判断が下されるのは良いことだと思います

スポンサーリンク

夫婦同姓について久しぶりに大法廷で審理されるということで、これまでの憲法判断が変更される可能性が出てきました。
まあ、前回と同様の判断になる可能性もありますが。
ただ、社会全体の考え方は時代とともに変化することもありますし、その時その時で憲法判断を求めることは個人的にはとても大切なことだと思っています。

個人的には選択的夫婦別姓については賛成です。
現に結婚に伴う改姓で不利益をこうむっている人がいますしね。
利益衡量で考えれば、夫婦別姓に伴う社会的不利益よりも、結婚による改姓に伴う不利益の方がより大きいと個人的には思うので、選択の余地を作ることは大切だと思っています。

それに夫婦同姓はたかだか120年程度の「伝統」ですしね。
これが我が国の「伝統」かと言えば、北条政子などはどうなるのだろうと思ったりもします。

もちろん、子の姓をどうするのかということは議論してコンセンサスを得ることが必要ですが。
ただ、選択的夫婦別姓の導入には民法の改正が必要ですし、今回の憲法判断はその改正論議にも影響を与えますしね。
そのようなことからも、今回の憲法判断については注目したいと思っています。