今月に入り、大阪の緊急事態宣言が解除になったので、再び食べ歩きを再開することにしました。
今回は今年の6月いっぱいで営業を終了する太閤園へ行ってきました。
8年ほど前に結婚式を挙げたのがこの太閤園の淀川邸で、これから銀婚式など節目の年に妻とこちらで食事をすることを楽しみにしていました。
しかし、残念ながらそれは叶わぬ話となりました。
せめて営業を終えるまでにもう一度淀川邸の食事を楽しもうと、今回、妻と一緒にランチへ行ってきた次第です。
メニューは淀川御膳にしました。
まずは黒豆と三つ葉が添えられたよもぎ豆腐とお刺身の二種盛りから。
豆腐はよもぎの風味がとても感じられました。
そして、メインの組肴へ。
焼物や焚合、酢の物などたくさんの料理が盛り付けられていました。
形は異なりますが松花堂弁当のようなイメージを受けました。
一品一品がとても美味しかったです。
組肴の器は鞠を模したデザインになっていました。
なかなかユニークですね。
ご飯は筍ご飯、お吸物には海老帆立の真丈が入っていました。
筍ご飯はおかわり自由でした。
おかわりで出された筍ご飯はお茶碗自体が温められていて、細かい気配りを感じさせられました。
最後にデザート。
屋外の庭園を眺めながら、落ち着いた雰囲気で昼食を楽しむことが出来ました。
営業を終える前に行くことが出来て、とても良かったです。
昼食の後に、かつて披露宴を行った羽衣の間を見物させてもらいました。
このように式を挙げた後も訪ねることが出来るのが楽しみだったのですが。
所有者が変わっても、出来ればこの淀川邸は残して欲しいと思いますね。
関連ランキング:懐石・会席料理 | 大阪城北詰駅、大阪ビジネスパーク駅、京橋駅