やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

なぜタクシーでLPGが使われているかがよく分かる記事でした

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以前からなぜタクシーはガソリンや軽油ではなくLPGを利用しているのかと思っていたのですが、この記事を読んでその疑問が解決しました。要は振動の少なさとコストの問題だったそうで。
長時間走るタクシーの性格上、燃料費の抑制は至上命題なので、どうしても単価の安い燃料を利用する事になりますが、旅客バスと同様に軽油を使うとなるとディーゼルエンジンの振動が障害になります。そこでディーゼルよりもエンジンの振動の少ないLPGが選ばれたようです。
また、LPGはもともと家庭用燃料としても使われていたのでガソリンよりも安価であったことも大きかったようですね。

で、個人的に最近はプリウスのタクシーを見かけることが多くなっていたので、LPGから燃費の良いガゾリンのハイブリッド車に移行したものと勝手に早合点していたのですが、どうやらLPG仕様に改造したプリウスだったそうで、これはさすがに初耳でした。

LPGはガソリンと比べてもエミッション(排気ガスからの煤煙)に関しても有利なようなので、ガソリンスタンドに相当するオートガスステーションがカバー出来れば、一般のガソリン車からEV(電気自動車)や水素自動車への移行の中で繋ぎとして使えるかなと一瞬思ったのですが、おそらくは一気にEVや水素自動車への移行が進むと思うので、あまり意味はないかなとは思いました。
むしろ、EVの走行距離が長くなることやコストダウンを通じて、タクシー自体が近い将来、LPGからEVに置き換わって行くのかなとは思います。
より静かなタクシーが増えて行くのでしょうね。