やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

100名城の旅・その43〜一乗谷城

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今回の福井・石川の旅で100名城は、一乗谷城こと一乗谷朝倉氏遺跡だけ行って来ました。
丸岡城や七尾城は近くを通ったのですが、時間の都合で城跡には行けず、今回は断念。
北陸方面はよく旅行に出かけるので、また後日訪ねようと思います。

一乗谷復原町並
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一乗谷朝倉氏遺跡は、県道18号線を挟んだ両側にありました。
西側には戦国大名朝倉氏時代の復元された町並みが公開されていました。
武家屋敷や町屋の一部が復元されていて、朝倉氏五代の栄華を少しだけ偲ぶことが出来ました。

朝倉館跡唐門
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朝倉氏の本拠、朝倉館跡の唐門。
唐門そのものは朝倉館の遺構ではなく、朝倉氏滅亡後に建てられたものだそうです。
この奥に、平時朝倉氏の当主が政務を執っていた朝倉館があり、今でも礎石や庭園跡が残っていました。

一乗城山
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城郭としての一乗谷城があった一乗城山。
当日は大雨でさすがに山上の遺構を訪ねることは出来ませんでしたが、結構な高さの山で防御に優れた山城だったことは伺えました。

一乗谷川
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一乗谷の中心を流れる一乗谷川。
北国街道から離れたこの一乗谷に、なぜ朝倉氏が本拠を置いたのかが個人的には疑問だったのですが、実際に現地に来てみると、南北に細長い地形で東西は高い山と言うことで非常に守りに適した地形なんですよね。
また、大野から美濃へ抜ける街道が近くを通っていたこともあり、当時としては交通の要衝を押さえていたのだろうとも思いました。
今では静かな山間部ですが、必ずしも今の尺度では測れないことを感じさせられました。