パレットタウンと言えばヴィーナスフォートを思い浮かべます。
ラスベガスのフォーラムショップスを参考に作られたテーマパーク型ショッピングモールで、もともと2010年までの期間限定の施設と聞いていたのですが、どうやら期間が延長されていたようですね。
仕掛け人はあの株式会社スクウェア（現・株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス）の創業者の宮本雅史氏で、確か、あの大前研一氏も関わっていましたね。
その時の事情については、この感動経営学という本に詳しく書かれています。
ヴィーナスフォートも含め、このパレットタウンのコンセプトは当時としては斬新なものでしたが、結果としてどのような利益がもたらされたかは個人的には気になります。
以前の日記でも触れましたが、定期借地権については特に公有地の活用方法としてどのような効果があったのかは、今後の公有地活用の知見として蓄積されるべきだと思いますね。
もっとも、既にそのような研究はされているかもしれませんが。
いずれにせよ、大江戸温泉物語と並ぶお台場の象徴が無くなるのは寂しいですね。
跡地に建設される施設が果たしてこれからのお台場を代表するものになるのか。
その点は見物だと思っています。
