やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

デジタル化ありきではないですよね

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デジタル化を進めれば業務の効率化が図れると単純に考える人をよく見かけますが、本来は企業内の業務や情報の流れなどを全体的に把握した上でデジタル化は進めるものであって、その思考がなければどれだけ優れたハードウェアやソフトウェアを導入しても失敗するのは目に見えてます。
今はDXと言葉が変わっていますが、根本はインターネットが普及してから何ら変わっていないと思います。

企業内でもこうなので、企業間取引であればなおさらプラットフォームや標準規格の策定が急務だと思います。
本来であれば、そのようなプラットフォームなどの構築を個人的にはデジタル庁に期待していたのですけどね。

いずれにせよ、デジテル化が威力を発揮するのは、共通したデータを活用できる分野やルーチンワークにおいてであろうと思います。
企業におけるデジタル化は、その本体の規模や業務フローによって手法は千差万別でしょうし、身の丈にあったものを導入する必要があるでしょう。

SDGsや環境経営などにも言えるのですが、どうも「バスに乗り遅れるな!」という感覚で取り組む企業が多いように感じます。
大切なのは企業自身の課題をどう捉えているかでしょう。
その上でデジタル化などはツールとして活用すべきなのではないかと思いますけどね。