非常に歯がゆさを感じる話です。
そもそも国際連合の安全保障理事会で常任理事国が定められて拒否権も与えられたのは、国際連合そのものが第二次世界大戦の連合国が中心となって設立された経緯と当時の大国同士が対立したままでは世界平和の維持が図れないという意図もあるものと個人的には解釈していますが、現代の世界の多極化を考えれば時代にそぐわなくなっていると思いますね。
拒否権そのものが常任理事国自身の国益の道具になっているのであれば、拒否権を廃止すべきだと個人的には思いますけどね。
第二次世界大戦直後と異なり、多くの国が成長を遂げているわけですし。
我が国は常任理事国入りを目指すのではなく拒否権廃止を主張する方が、より他の加盟国の理解を得られるのではないかと思うんですけどね。
まあ、絵空事ではありますが。
そもそも常任理事国が特権を自ら手放すことはないですし。
ただ、この問題を解決しなければ、これからも国際連合は機能不全が続くでしょうね。