髙島屋東別館・重要文化財指定記念展「大大阪の百貨店」第1部
今日は南海難波駅にある髙島屋大阪店を東に向かい、堺筋沿いにある髙島屋の東別館へ行ってきました。
この建物は旧の松坂屋大阪店で、2021年には重要文化財の指定を受けた歴史ある建造物です。
今回のお目当ては、3階の髙島屋史料館で3月5日から開催されている「大大阪の百貨店」展。
髙島屋東別館の重要文化財指定記念展として催されています。
2部構成で、第1部は5月9日まで開催されているそうです。
通常、展示物は撮影不可なのですが、今回の展示では撮影可のものが意外に多かったです。
今回はそれらの中からピックアップしてみました。
まずは髙島屋長堀店開店当時の包装紙から。
この髙島屋のマークは今も馴染みのものですね。
一方で図面は撮影不可のものが多かったです。
ただ、中には撮影可のものも。
こちらは髙島屋東別館の前身、旧松坂屋大阪店のアーケードの図面です。
第1次増築工事の際のものだそうです。
他にもたくさんの展示がありましたが、後のお楽しみということもあるので今回はここまでで。
5月からの第2部も是非見に行きたいと思います。
髙島屋史料館の常設展示
記念展見物の後は常設展示の方も見物してきました。
史料館そのものは8年前にも行ったことがあったのですが、2020年の開館50周年を記念して大きくリニューアルしたそうで、以前とは展示物も大きく様変わりしていました。
こちらは髙島屋のマスコットキャラクター、ローズちゃんの展示です。
史料館内には上の階へのエレベーターもありました。
一部はリニューアルされていましたが、まだ昔のまま残されているものもありました。
常設展示の中には「髙島屋の10銭ストア」の展示もありました。
戦後のチェーンストアの走りで、髙島屋のユニークな取組みの一つです。
なお、「髙島屋の10銭ストア」については米澤光司さんの記事に詳しいので一読をお勧めしたいです。