戦前の敵性語ではないですしね

戦前の敵性語ではないですしね。
故事に「彼を知り己を知れば百戦殆（あやう ）からず」という言葉がありますが、その彼の言葉を遠ざけることがどれほど愚かな行為かは、かつての我が国の敗亡が示しています。
あえて同じ愚行を繰り返すことはないでしょう。

また、別の故事に「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があります。
それは人だけでなく言葉にも言えるでしょう。
否定されなければならないのは何かということを正しく理解する必要もありますね。

ちなみに上記の二つの故事はいずれも中国が由来です。
我が国が発展してきたのは、これら諸外国の優れた学問などを謙虚に学んできた結果であると思います。
その謙虚さを忘れてはならないと思いますし、資源小国の我が国だからこそ、学んだ知恵でもって様々な難題に取り組む必要があると思います。
単なる感情をもって遠ざけるだけでは、むしろ彼の国の思う壺だと思いますね。