やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

秋の京都でミュージアムめぐりをしてきました2022

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先日の木曜日に休暇を取ったので、平日の京都へ出かけてきました。
天気も良かったので京都の紅葉を楽しむことも考えたのですが、平日でも人混みが多いだろうと思ったので諦めました。
まだまだコロナは怖いですしね。
今回は芸術の秋らしく京都のミュージアムめぐりをしてきました。

京都大学総合博物館

まずは京阪出町柳駅から徒歩で京都大学吉田キャンパスへ。
吉田キャンパスにある総合博物館へ行ってきました。
大学に博物館があるのかと思われる方もいるかもしれませんが、これまでの研究成果を博物館などの施設で一般に公開している大学は意外にありますね。
ちなみに入館料は大人400円、大学生300円で、高校生以下や京都府下の大学に在籍する学生は無料です。

特別展「創造と越境の125年」
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今回は京都大学創立125年を記念した特別展「創造と越境の125年」を見学してきました。
京都大学の前身、京都帝国大学初代総長木下広次博士の揮毫など貴重な展示物を多く見ることができて勉強になりました。

文化史展示室
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もちろん常設展の方も見学してきました。
自然史と文化史、技術史でエリア分けされていましたが、中でも文化史の土器や埴輪の展示は数が多かったです。
埴輪といえば人物埴輪を思い浮かべる人が多いでしょうが、円筒埴輪はもちろん家形埴輪など大きな埴輪を数多く見ることができて良かったです。

京都国立近代美術館
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次に京都大学から南下して平安神宮南側にある京都国立近代美術館へ行ってきました。
平日にも関わらず、平安神宮周辺は多くの観光客でごった返していました。
全国旅行支援の効果でしょうか。

ルートヴィヒ美術館展

今回はルートヴィヒ美術館展を見学。
ルートヴィヒ美術館はドイツのケルンにある近現代美術作品を収集した美術館で、シュルレアリスムからポップアートまで数多くの近現代美術作品が収集展示されています。

今回はその中から152点が展示されていました。
パブロ・ピカソアンディ・ウォーホルなどの著名な芸術家の作品が数多く展示されていて、その幅広い収集量に驚かされました。
またドイツ美術史の一時代を築きながらナチス・ドイツによって退廃芸術として弾圧を受けた作品の保護が、美術館の原点の一つであったからか、個人的には作品の多くに平和を感じさせられました。

今回は十二分に芸術の秋を堪能することができました。
来年はコロナ禍が落ち着いていれば、紅葉の秋を楽しみたいと思いました。