結果論ですが、公募で1位になった名称を素直に選定していればここまで迷走することはなかったと思います。
そもそも、なぜ公募で1位になった名称を採用しなかったのかが謎ですね。
その選定過程を議事録などで公開しているのかは、冒頭の記事では不明ですが、もし公開されていないのであれば不満が噴出するのは当然だと思います。
名称を公募で決めること自体は多くの自治体で行われていますが、1位以外の名称が選定されてトラブルになっている事例を見かけることが多いですね。
それは多数派を納得させられるような説明を、選定する側が怠っていることにも原因があるでしょう。
今回の倉吉市の事例はまさにそうですし、解決できずに迷走した結果、他の異論も噴出して収拾がつかなくなってしまいました。
意思決定には大多数が納得できる裏付けも必要なことの生きた事例だと思います。
そこを軽視すると決まるものも決まらなくなる。
自治体の話だけでなく、企業など他の組織の意思決定にも言えることだと思いますね。
