やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

iOSの機能を利用してTwitterの2要素認証を設定してみました

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以前、Twitterが2要素認証を有料化するという話が出た時に、設定を変えないといけないので面倒だと思っていたのですが。
後から元の記事を見返してみると「SMSを利用した2要素認証を有料化する」という話でした。

有料化の理由については、このGigazineの記事に詳細に書かれていましたが、それならそれで先に説明すれば良かったのではないかと思いました。
この辺りは、あの御大がユーザーの心理を理解できてないのだろうなあとは思いますね。

ただ、SMSによる2要素認証は有料になりますが、認証アプリによる2要素認証はこれまで通りでした。
そこで認証アプリによる2要素認証へ変更することにしました。
しかも iPhoneの場合、iOS 15からはGoogle Authenticatorなどの外部アプリを使わずにiOSの基本機能から利用できるということだったので、試しに設定をしてみました。

Twitterの画面その1

まずはTwitterの設定画面から「設定とプライバシー」>「セキュリティとアカウントアクセス」>「セキュリティ」>「2要素認証」の順に進むと上記の画面が出ます。
そこで赤い四角で囲った「認証アプリ」の右側のスイッチをオンにします。

Twitterの画面その2

すると上記の画面が出るので、赤い四角で囲った「はじめる」のボタンをタップ。

Twitterの画面その3

続いて上記の画面が出るので、赤い四角で囲った「Link app」のボタンをタップ。
すると、 iPhoneのパスワード画面に遷移します。
そこで、パスコード入力や顔認証などが求められて認識されればそのまま下記のパスワードの画面が表示されます。

iPhoneのパスワード画面その1

あらかじめ、 iPhoneTwitterのユーザー名とパスワードを登録していれば、上記のような画面が表示されるはずです。
そこで赤い四角で囲った部分をタップ。

iPhoneのパスワード画面その2

すると上記の画面が現れ、赤い四角で囲った部分に6桁の認証コードが表示されます。
そこで、赤い四角で囲った部分をタップすると認証コードがコピーされます。

Twitterの画面その4

その後Twitterアプリに戻ると自動的に認証コードの入力欄が表示されるので、後は赤い四角で囲った部分に認証コードをペーストし、右下の確認ボタンをタップします。

Twitterの画面その5

これで終了です。
後は必要に応じてバックアップコードを記録して、下の完了ボタンをタップするだけです。

これでiOSだけで2要素認証が可能になりました。
この手法はAmazonInstagramなどの認証アプリを使って2要素認証を行うものにも応用できそうなので、時間があれば手続きをしてみようと思います。
若干手間はかかりますが、外部アプリではなくOSそのものの機能を利用するものなので、いちいち外部アプリを立ち上げなくて済むのは便利です。
iOS 15のリリース時にさらっとアナウンスされただけのようですが、これはとても便利な機能だと思いますね。