教科書上の世界史は、ヨーロッパのキリスト教諸国が「教化」するために遠方を征服するのを正当化していると個人的に感じる時はあります。
十字軍しかり。
ただ、クリストバル・コロン(クリストファー・コロンブス)の「新大陸」での行状は、明らかに頭のネジが一本外れている感じではあります。
同時代の文献で、他の人々からもドン引きされている記述を読むと、余程のことなんだろうと思いますね。
まあ、こうして歴史上の悪行を知ることができるのも、当時の文献が残されているからですが。
そう言った文献でもって過去の過ちを学ぶことができることは大切ですね。
過去の過ちを無かったことにすることはできないので、今の私たちにできることは、過去の悪行の歴史を知ってそれを繰り返さないことに尽きると思います。
そこに歴史を学ぶ意義があるとも思います。
大切なのは過去の不都合な事実を直視する姿勢だと思いますね。