やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

銀河英雄伝説 Die Neue These 第27話「嵐の夜」

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ゴールデンバウム朝銀河帝国国章

先週放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These 第27話「嵐の夜」のネタバレ有りの感想です。

ミッターマイヤーの剛直さは筋金入りですね

クロプシュトック侯の乱の鎮圧後、軍規に基いて民間人を殺害したブラウンシュヴァイク公の縁者の軍人を処刑したミッターマイヤー。
これがブラウンシュヴァイク公の怒りを買い、ミッターマイヤーは拘禁の上営倉へ。
門閥貴族たちの自分勝手には呆れるほかありませんが、一方でミッターマイヤーの剛直さも凄過ぎると思いました。
新妻を残して即殺害されることも十二分にありえた話ですし。
ですが、その筋金入りの剛直さこそがミッターマイヤーの真骨頂でしょうし、ロイエンタールはもちろんラインハルトをはじめとする多くの賢人を近づける要因でもあるのだろうと思いました。

拷問係はやはり変質者でした

今回楽しみにしていたのが、あの拷問係ですね。
悪名高い内務省の社会秩序維持局に雇われている拷問専門家で、今回のターゲットはミッターマイヤー。
石黒監督版の銀英伝道原かつみさんのコミック版などの影響でマッチョなスキンヘッドを想像していましたが、ファンキーな髪型のマッチョでした。もちろん十二分に変質者でしたが。
得物は定番の電気鞭かなとおもっていましたが、まさかの釘バットでした。よくミッターマイヤーがあの程度の傷で済んだなと思いました。
後はフレーゲル男爵の華麗なる鞭さばきにも笑いが。
特権にずぶずぶであるだけに、門閥貴族とその周辺ではS男が育成されやすいようです。
フレーゲル男爵の小物っぷりが際立った分、ミッターマイヤーの逆襲やラインハルトたちの時代劇じみた登場がより際立ったのかなとは思いました。

大将たちが続々と登場

ミッターマイヤーとロイエンタールの回顧が終わり、いよいよ新たなキャラクターたちが登場へ。
帝国元帥が事実上の帝国の最高権力者であるラインハルトだけなのは当然、上級大将にミッターマイヤーとロイエンタール、オーベルシュタインの3名なのも納得ですが大将が多すぎですね。
まさに「あんたも大将」状態。
まあ、同盟と異なり帝国には上級大将の階級があるので、帝国では大将が実質的に同盟の中将と同等の任に当たっているのかもしれませんけどね。

次回はいよいよ「独裁者」ローエングラム公ラインハルトの話へ。
久しぶりにヒルダも登場しそうですし、次回も楽しみに待ちたいと思います。