やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

上がることもあれば下がることもある

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働くようになってからバブル経済崩壊後の低迷やリーマン・ショックなどを経験してきた身としては、大した問題ではないと個人的には思っています。
今後は誰にも分かりませんが。

ただ今のところは余資でもって投資をしているのであれば、それほど慌てることでもないでしょう。
影響があるとすれば下がった時に感じる「損をした」という感情だけですね。
それも、高配当をうたう詐欺師に虎の子の貯蓄を巻き上げられることを考えれば、ささやかな問題に過ぎないと思います。

経済学ならびに経営学の泰斗であるヨーゼフ・アロイス・シュンペーターは、かつて、不況についてこのような言葉を残しました。

「皆さん、君たちは不況に悩まされているが、心配することはない。資本主義にとって、不況は適当なお湿りなのです」*1

どのような局面でもリスクは発生します。
ただ、そのリスクに対して短期的視点で見るか、長期的視点で見るかによって対処法は変わってくるでしょう。
大切なのは慌てないことだろうと思いますね。

*1:シュンペーター ー孤高の経済学者ー」 伊東光晴・根井雅弘著 1993年 岩波新書 p114