先週放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These 第30話「細い一本の糸」のネタバレ有りの感想です。
今回の舞台はフェザーン自治領 。
閑話休題的なお話かと思いきや、これからの展開で重要なものもちらほらと。
自治領主の新たな補佐官
ボルテックの後任の補佐官ルパート・ケッセルリンクが登場。
かなりの若さです。
ルビンスキーとのやり取りを見ている限りでは、両者の間にかなりの緊張感がありますね。
ルビンスキーにしてみれば、青二才を試しているといった感覚なのでしょうか。
フェザーンの立ち位置の変化
ラインハルトによって門閥貴族が打倒され、彼らから没収した富を使い民衆に利益を与えることで、急速に国力を増しつつある帝国。
一方、アムリッツァの大敗や内戦で急速に国力が落ちていく中、何ら対策が打てない同盟。
このような両国の動向をフェザーン、とりわけルビンスキーが見逃さないのは当然ですね。
ただ、ルビンスキーにとっては相手がラインハルトな上に自身の背後にいる地球教をも納得させなければいけないわけで、なかなか簡単にはいかないとは思います。
帝国の「スパイ」がしょぼすぎました
今回は「情報戦」も描かれていましたが。
帝国の「スパイ」がしょぼすぎました……。
あれではバレてくれと言わんばかりでしたね。
ただ、フェザーン側も諜報活動がオーベルシュタインに阻まれているとの描写はあったのでお互い様のようです。
一応同じ「帝国内」ですが、社会や文化が異なる場所での諜報活動は難しいようですね。