フェイクニュースやフェイク画像を白日の下にさらすのはメディアの大切な役割だと思うので、今回は良記事だと思いました。
ただ、フェイクほど極端ではないにせよ、同様のことをマスメディアが自ら行っていないかという疑念はあります。
例えば、複数の相対する情報ソースがありながら、一部の情報ソースを元にした報道がなされていないかということです。
例を挙げるなら、草津町長の冤罪事件はその最たるものでしょう。
当時、「事件」としてマスメディアが取り上げた時は、「被害者」の方の主張を一方的に取り上げていたように記憶しています。
こう言った報道の公平性の欠如があれば、マスメディアの報道に対して不信感を持たれても仕方がないと思います。
何が言いたいのかと言えば。
こう言ったマスメディアの報道の公平性に対する不信感も、人々をフェイクニュースなどに飛びつかせる一因になっているのではないでしょうか。
「マスメディアが報道してくれないこのような話もある。マスメディアの報道は信用できない」
上記のように思い込まれる要因を、マスメディアも自身で作っているのではないかと思います。
視聴率を稼ぐとかペーパーを買ってもらうなどといった大人の事情もあるのかもしれませんが、社会の公器として様々な事実を伝えるという姿勢は忘れて欲しくないですね。