知事には様々な能力が求められますが、最たるものは危機対応だと思います。
災害などはいつ起こるか分かりませんので、その際にいかに臨機応変に対応できるか。
そこに知事の実力差が見て取れると思いますね。
危機対応に100点満点の対応はないと思います。
臨機応変の対応なのでミスもありますし、後から批判を受けることもあるでしょう。
ただ、それでも速やかな対応を行うこと自体に意味があります。
最悪なのは、今回の玉城沖縄県知事のように危機対応をほとんど行わなかった事案ですね。
しかも災害救助法が適用されない体たらくになっているようですし。
これは0点と言っても、言い過ぎではないと思います。
危機対応において「何もしない」のは悪手の最たるものですし。
私の地元ネタですが、吉村大阪府知事が大多数の支持を得ている理由の一つに、災害対応への迅速さがあると個人的には思っています。
コロナ禍への対応で脚光を浴びましたが、それ以前の大阪市長時代から地震・台風など災害への対応は早かったですし、X(旧Twitter)での迅速な情報発信など被害の見える化を重視する姿勢を見せていました。
もちろん失敗して批判を受けることもありましたが、少なくとも災害に対して何の対策も打たなかったことは、吉村知事に関しては一度もなかったですね。
繰り返しますが、災害対応において何もしないことほど悪手なことはありません。
これこそが知事の実力差ではないかと思いますね。