隣国では物騒な話も出ていますが、それはさておいて。
今回は地元大阪のネタを3つ紹介したいと思います。
奇しくもそれぞれに南海電鉄が関わっていますね。
まずは悲報から。
南海堺東駅の駅ビルで長らく営業を続けてきた髙島屋堺店が、ついに閉店することになりました。
堺で生まれ育った身としては寂しい限りです。
物心ついた頃から、親によく連れて行ってもらいました。
子供の頃の堺東駅前は他にも長崎屋やダイエーもあり、駅前の銀座商店街には映画館もあって、休みにはよく出かけていました。今ではすっかりさびれてしまいましたが。
南海電鉄は駅ビルの改装を進めるとのことで、果たして堺東駅前再活性化の起爆剤となるのかが見物ですね。
続いてはあの通天閣が南海グループの傘下に入るという話。
沿線の再開発を進める南海グループと、観光スポットとしての持続的な発展を目指す通天閣との思惑が一致したというところでしょうね。
通天閣がある新世界は南海新今宮駅の西側にあり、新今宮駅は現在建設が進められているなにわ筋線の分岐点として大規模な改装が予定されており、駅前にはすでに星野リゾートが進出しています。
今は関空に着いた外国人観光客が、終点の難波から大阪ミナミへ向かうことが多いですが、新今宮から新世界への回遊も南海は考えているのでしょう。
なにわ筋線の建設とあわせて、新今宮駅界隈がどう変わるのか興味はわきますね。
最後は「南海泉北線」の運賃値下げの話。
こちらはもともと、来春に決定している南海電鉄による泉北高速鉄道の吸収合併で期待されていたことですね。
10円から150円の値下げは初乗り分の解消としては妥当なものだと思います。
東大阪に引っ越してからは泉北方面に行くことも少なくなりましたが、また機会が出来れば行ってみたいですね。
以上、つらつらと書いてみました。
関西大手私鉄の中では派手さはない南海ですが、着々と沿線開発は続けているようです。
たまになんばパークスのようなびっくりするような施設を作ったりもするので、これからの沿線開発にも期待したいですね。