やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

北陸新幹線の新大阪延伸が早期着工できるのであればどのルートでも構わないですね

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ここまで京都でもめているのであれば、北陸新幹線の小浜ルートの早期着工は、相当困難なのではないかと個人的に思います。
材料費の高騰や今後の労働力減少に伴う人件費の高騰など、将来的に確実な建設費用の増加を考えれば、工期の長期化はJR西日本の経営にも大きな負担になるでしょうし。
JR西日本自体がその負担に耐えられるのかは非常に不安ですね。

先月の朝日新聞の記事ですが。
上記記事の中で「京都の人たちが『慎重に議論を』と言うことは、ほぼダメだということを意味している」と解説されているのには少し吹き出してしまいました。
ただ、確かにこのままではいたずらに年月を消費するだけだと思いますね。

米原ルートで再検討するのも一つの手だと思います。
新大阪や京都乗り入れにこだわらず、米原接続に留まることも考慮すれば良いでしょう。
どのみち東海道新幹線リニア新幹線が新大阪まで開通すれば需要が大幅に減少しますし、その際に乗り入れを検討しても良いと思いますしね。
もっともリニア新幹線の新大阪までの開通はかなり先ですし、自前の路線で大阪まで接続できない米原ルートは、JR西日本にとっては旨味は少ない話ではありますが。

大阪に住む身としては、北陸新幹線の新大阪延伸が早期着工できるのであればどのルートでも構わないですね。
むしろ、困っているのは関西からの観光客を呼び込むのに苦戦している北陸三県の方だと思います。

上記記事にもある通り、昨年の3月から9月でも、関西からの観光客が3割減少しているという調査結果があります。
鉄道での観光が多くなる冬季に、どこまで関西から北陸への観光客が減少しているか次第でしょう。

そこで衝撃的な結果が出れば、どのようなルートであれ新大阪延伸への要望は否が応でも高まると思います。
いずれのルートにせよ、そのことによって北陸新幹線の新大阪延伸を後押しされることを、個人的には願ってやまないですね。