
ただでさえ大阪駅周辺は膨大な数の飲食店があり、もともと安くておいしい店が集まっています。
新規で参入するには、ネームバリューがある、あるいはコストパフォーマンスに優れているなど、何らかの特徴がなければリピーターはつかないでしょう。
このことは何も大阪に限った話ではありませんが、食にうるさい土地柄である大阪では、より顕著に表れるのではないかと思います。
目新しさで一度訪れたとしても、再訪にはつながりにくい。代わりとなる店はいくらでもあるからです。
また、インバウンド需要への対応についても、やや表面的な印象を受けました。
外国人観光客は事前にインターネットでしっかりと情報収集をしていますし、わが国ならではの体験や価値を求めて訪れるのが一般的でしょう。
特徴もなしに価格だけをつり上げても、結果として観光客からも選ばれなくなるとは思いますね。
もっとも、立地の良さは大きな強みです。
グラングリーン大阪も来年春にフルオープンを控えており、今後の展開次第では大きく化ける余地もあるでしょう。
その意味では、今一度マーケティングの方向性を見直す必要があるように感じます。
私自身、仕事でうめきた界隈へよく足を運ぶため、すぐに食事がとれる場所は常におさえておきたいところです。
そうした実用的な需要にも応えられる場として、今後の進化に期待したいと思います。