やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

好調な大阪メトロ決算と報道の温度差

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各オールドメディアの報道姿勢で気になったのが、67億円の特別損失を大きく見出しにする一方で、大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)が過去最高の増収増益決算だった点が、あまり強調されていなかったことです。

大阪メトロの決算については、上記記事で詳しく解説されています。
グループ全体では、売上高が前年度比300億円超の増収となる2333億円、最終利益は30億円超の増益となる330億円と、いずれも過去最高を記録しました。
大阪・関西万博の効果もあったのでしょうが、社員への特別手当支給や67億円の特別損失を計上したことを考慮しても、十分に好調な決算内容だったと思います。

特筆すべきは、鉄道事業、バス事業、広告事業、マーケティング・生活支援サービス事業、都市開発事業という5つの事業分野すべてで増収増益を達成したことでしょう。
鉄道事業への依存度が高い点はリスク要因ではありますが、それでも各事業を育成できている点は高く評価できると思います。

また、大阪メトロの唯一の株主である大阪市にとっても、多額の法人市民税収や配当収入が期待できるわけで、こうした側面ももっと報道されて良い「事実」ではないでしょうか。

もちろん、負の側面を報道することは大切です。
ただ、その一方で正の側面についても公平に伝えなければ、報道としての意味は薄れてしまうように思います。
最近、オールドメディアの報道姿勢に疑問の声が上がることがありますが、その背景にはこのような報道姿勢が垣間見える点もあるのではないかと個人的には感じました。