昭和の時代に我が国企業のデジタル腕時計が台頭した時も、やがてスイスの腕時計が巻き返すほど、かつてはスイスの腕時計のブランド力は強かったのですが、今は様相が違うようです。
おそらく腕時計に対するニーズが大きく変化しているからでしょうね。
昔の腕時計に求められていたものは日時を確認することで、後はアクセサリーと一緒でどれだけブランド力があるかが重要でした。
しかし今はスマートウォッチによって、通話やメール、SNSへの発信はもちろん、Suicaとしての利用や心拍数の計測など、使い道が大きく広がりました。
この利便性の向上したスマートウォッチと日時を確認するだけのアクセサリー性の高い従来の腕時計とを比較すると、ブランド力の違いを考慮しても、前者のスマートウォッチの方がニーズが高くなっているのだろうと思います。
ウォークマンからiPodやiPhone、ガラケーからiPhoneなどのスマートフォンへニーズが移っていったかつての流れと同様でしょう。
おそらく10年後には大きく様相を変えているのではないかと思います。
