やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

歴史

久しぶりに督戦隊という言葉を見ました

久しぶりに督戦隊という言葉を見ました。 有名なのは、第二次世界大戦の独ソ戦の中で、ソヴィエト連邦の赤軍において組織されたものですね。 もともと一般的な軍法において敵前逃亡は死刑も含む極刑に処せられますが、督戦隊は軍法会議によらずに味方の兵士…

新九郎、奔る! 第11巻

ネタバレ注意新刊の内容に触れている文言があります。ネタバレになる可能性もあるのでご注意ください。ほぼ4ヶ月ぶりの新刊。 今川氏の家督相続の行方、そして所領の荏原の惨状、共に新九郎にとっては頭の痛い状況が続いています。 特に荏原は度重なる飢饉で…

銅や陶磁器だけではなかったんですね

江戸時代の輸出品と言えば、銅や陶磁器は知っていましたが、醤油も輸出されていたという話は初耳でした。 当時は船便による輸送がネックになることから、食品は輸出されていないだろうと先入観を個人的には持っていましたしね。 確かに、醤油のような発酵食…

昭和天皇物語 第10巻

ついに五・一五事件が勃発。 犬養総理の死により、ついに戦前の政党政治が終わりを迎えます。 驚いたのは、この時にまだ東郷元帥が生きていたというところですね。 ただ、東郷元帥の若手将校をかばう言葉に、後の軍部の政治介入を是とする当時の雰囲気が感じ…

100名城の旅・その44〜根室半島チャシ跡群

今回の北海道旅行の詳細は帰阪してからまとめようと思っていますが、今日、100名城の一つである根室半島チャシ跡群を見に行ってきましたので、先行して書いておこうと思います。まずは100名城のスタンプですが。 もともとは花咲港に近い根室市歴史と自然の資…

新九郎、奔る! 第10巻

今川義忠亡き後に勃発した、今回の駿河守護今川家の御家騒動。 新九郎にとってはその後の雄飛へのきっかけとなったはずなのですが、さすがに二十歳そこそこでは太田道灌など百戦錬磨の年長者に翻弄されるのが落ちだったわけで。 だからこそ今回の調停につい…

2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第15回までの感想

今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送も既に15回。 本来であればもう少し後で感想を書こうと思っていたのですが、今回の「足固めの儀式」は「鎌倉殿の13人」という物語を象徴するような話だと思ったので、これまでの話も含めた感想を書いてみようと思…

髙島屋東別館・重要文化財指定記念展「大大阪の百貨店」第1部を見に行ってきました

今日は南海難波駅にある髙島屋大阪店を東に向かい、堺筋沿いにある髙島屋の東別館へ行ってきました。 この建物は旧の松坂屋大阪店で、2021年には重要文化財の指定を受けた歴史ある建造物です。 今回のお目当ては、3階の髙島屋史料館で3月5日から開催されてい…

新九郎、奔る! 第9巻と昭和天皇物語 第9巻

新九郎、奔る! 第9巻 今川義忠の遠江侵攻とその後の横死で窮地に立たされた今川家。 さらに嫡男の龍王丸が幼少ということから家臣団が動揺した挙げ句に御家騒動が勃発。 そこで亡き義忠の正室伊都の弟である新九郎が駿府へ赴くことに。これまでの北条早雲(…

久々の田中節が読めて楽しかったです

田中節が相変わらずで安心しました。 このように過去の田中作品の裏話的なものが時折出てくるのは、一読者としてはとてもありがたいと思っています。政治的なナンバー2で歴史上成功した人がまれなのは、やはり政治の世界だからだろうと思います。 ビジネスの…

この記事を読んで民明書房を思い出しました

この記事を読んで、久々に男塾の民明書房ネタを思い出しました。 呉竜府ですね、懐かしいです。 はてなブックマークの反応も似たような反応が多くて、結構読んでた人は多かったんだなと思いました。ふと思いついて検索してみると、元ネタについて丁寧に解説…

ムロタニ・ツネ象氏死去

小学生の頃に、学研まんがの日本の歴史で色々な作品を読ませて頂きました。 学研まんがの中では田中正雄氏と並んで印象に強い漫画家でしたが、とうとうお二方とも亡くなられてしまいました。ムロタニ・ツネ象氏は濃いタッチの絵柄が印象的でした。 学研まん…

2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放送開始

昨日から、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送が始まりました。 大河ドラマとしては「新選組!」「真田丸」に続く三谷幸喜氏の脚本ということで非常に期待していましたが、期待の斜め上を行くスタートで、俄然これからも楽しみになりました。 苦労…

太平洋戦争80年・特集ドラマ「倫敦ノ山本五十六」

個人的にテレビドラマはあまり見ませんが、大河ドラマなどNHKのドラマは別ですね。 今回は昨年末に放送された「倫敦ノ山本五十六」をようやく見ました。このドラマは山本五十六海軍少将(後の元帥海軍大将、連合艦隊司令長官)を主役として、1934年(昭和9年…

2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」完結

今年の大河ドラマ「青天を衝け」が、先日の日曜日、ついに完結しました。 昭和初期までが映像化されるということで、特に後半は近代大河のジンクスについての不安がずっと拭えなかったのですが、結局は杞憂でした。 これまでの大河ドラマの王道とは一線を画…

確かに「軍事独裁政権」ですね

この見方は意表をつかれました。 確かに征夷大将軍を頂点とする武家政権は、海外から見れば「軍事独裁政権」に見えるでしょうね。 天皇という君主が国を治めるのではなく、征夷大将軍という最高位の「軍人」が国を治めていたわけですから。 我が国の戦国時代…

本渡章著「古地図でたどる大阪24区の履歴書」

5月に刊行された書籍ですが、ようやく読了。 現在の大阪市の行政区の増減を通じて、大阪市の発展の歴史が記述されたものですが、各行政区の特色や歴史も割と詳細に記載されていて、私的好奇心をくすぐる書籍でした。 イラストや古地図などの過去の地図なども…

歴史には様々な視点があって良いと思います

「明治維新は薩長によるテロだった」と言い切るのも歴史に対する一つの視点だと個人的には思います。 そもそも歴史の見方に正解はありませんしね。 あるのは史実を見た人々それぞれの感想のみだと思います。個人的には司馬史観が間違っていると断じるつもりは…

今も有効な「勅令」

件の人は文字通り晩節を汚したなとは思いました。それはともかく。 この記事で個人的に興味を引いたのは、勲章褫奪令なる「勅令」が今もなお有効である事実でした。 この「勅令」とは、旧憲法(大日本帝国憲法)第9条で定められていた法形式で、現在でも現行…

正倉院展でもこのような形で遺された古文書を見ましたね

昔の紙は貴重だったので、裏面を再利用することが多かったようです。 そのおかげで当時の世相を知る裏面の記録が現代まで遺されたと。 正倉院展でそのような経緯で遺された奈良時代の古文書を見ましたので、他の時代でも同様の事が行われていたのかと今回の…

新九郎、奔る! 第8巻

表紙は顔も性格も濃い駿河守護今川義忠。 新九郎が表紙を飾らないのは初めてではないでしょうか?長らく続いた応仁の乱も、文明5(1473)年の西軍の総帥山名宗全と東軍の総帥細川勝元の相次ぐ死によって転機を迎えます。 そして、いよいよ勝元の嫡男聡明丸(…

100名城の旅・その43〜一乗谷城

今回の福井・石川の旅で100名城は、一乗谷城こと一乗谷朝倉氏遺跡だけ行って来ました。 丸岡城や七尾城は近くを通ったのですが、時間の都合で城跡には行けず、今回は断念。 北陸方面はよく旅行に出かけるので、また後日訪ねようと思います。 To Instagram一…

北陸乗り放題きっぷの旅2021・3日目(最終日)

ホテルフジタ福井のステーキ丼 To Instagramこの3日間、宿泊はホテルフジタ福井でお世話になりました。 朝食は他のホテルと同様にバイキングでしたが、1日1食限定ながらステーキ丼が提供されていました。 熱々のご飯に焼きたてのステーキが乗ったもので、と…

京都大原を散策してきました・2021年夏

そろそろコロナ禍も落ち着きつつあったので、久しぶりに京都の寺社見物をしようと思い立ったのですが、さすがに京都市中心部はまだ避けようと言うことで、今回は京都市郊外の大原へ行ってきました。 京都大原と言えば、デューク・エイセスさんのこの「女ひと…

半藤一利著「昭和史(1926-1945)」

今さらながら半藤一利氏の「昭和史(1926-1945)」を読んでみました。 もともと日本のいちばん長い日を読んだ後に腰を落ち着けて読もうと思っていたのですが、ずるずると後回しにしている内にようやく今になって読み始めた次第で。 案の定、もっと早く読むべ…

2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」

今年2月から放送開始のNHK大河ドラマ「青天を衝け」 この日記では感想を全く書いていませんでしたが、事前の予想よりは面白いストーリー展開で、毎週欠かさず観ています。 特に今回の「恩人暗殺」は、上記の記事でも触れられているように草彅剛さんの徳川慶…

昭和天皇物語 第8巻と海帝 第8巻

昭和天皇物語と海帝の第8巻が発売されたので、早速購入して読んでみました。 昭和天皇物語 第8巻 今回は、満洲某重大事件こと張作霖爆殺事件の事後処理から満州事変の勃発まで。 様々な事件が発生する中で、個人の感情と君主の責務との間で揺れ動く若き昭和…

新九郎、奔る! 第7巻

新九郎、奔る! 第7巻 新九郎、奔る! の第7巻が発刊されたので、早速購入して読んでみました。 新九郎の姉、伊都が嫁いだ駿河の今川家の描写もあり、いよいよ新九郎の生涯と縁が深い東国の描写が増えていく感じです。 京と東荏原とを行き来する新九郎 初恋…

打算であっても道理があったからこそ今も伝わっているのでしょう

上記記事のタイトルを見て「おや?」と思ったのですが、記事の内容はオーソドックスなものでした。 確かに生き馬の目を抜く戦国時代の話ですから、義だけで一国の戦国大名が動いたとは思えないんですよね。 越後一国を統一し、一時はあの北条氏康を小田原城…

当時の大坂と一休さんとの関わりは初耳でした

この日経の関西タイムラインの記事は、結構、知的好奇心をかき立てられるのでいつも読んでいます。 今回は、あの「一休さん」こと一休宗純の話でした。京で活躍した禅僧のイメージがあった一休宗純ですが、大坂で活動していた話は初耳でした。 彼自身が住持…