やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大阪都心の「ローカル線」汐見橋線に乗ってきました

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なにわ筋線の建設計画から外れたことで、廃線が必至となった汐見橋線を見に行ってきました。
汐見橋線とは南海汐見橋駅から岸里玉出駅間の通称で、正式には南海高野線の一部です。
もともとは南海高野線の前身の高野鉄道によって大阪都心への乗り入れ路線として敷設され、当時の長野駅(現河内長野駅)、後には終点の極楽橋までを結んでいました。
近年まで高野線と直結していましたが、南海線の連続立体交差事業の進行により昭和60年に分断され、現在の汐見橋線の形態となりました。

まずは起点の汐見橋駅へ。
横には、平成21年に開業した阪神なんば線桜川駅が。

駅構内にあった古い案内板は撤去されていました。
なかなか味があったのですが。

かつては貨物輸送の拠点で広い貨物ヤードがありましたが、今は島式ホームが一つのみ。
ちょうど電車が到着していたので、早速乗り込みました。

路線は都会の中をぬって行く感じでした。
乗客がまばらな車内と窓の外にひしめく住宅や工場とのコントラストが印象的でした。
途中の駅もレトロな感じで、昔の南海高野線の駅を思い出し、とても懐かしく感じました。

10分ほど岸里玉出駅に到着。

運行は30分間隔でした。
始発駅と終着駅でそれぞれ5分ずつ停車、走行は往復で20分ということで、路線は2両1編成のみで運行されてるようです。

岸里玉出駅汐見橋線ホーム。
単式1面1線の小さなホームでした。
この汐見橋線の扱いから見ても、本気で汐見橋線からなにわ筋線に接続しようとしてたのかは非常に疑問ですね。
まあ、当初から岸里玉出駅を通過駅として考えていたのかもしれませんが。
汐見橋駅までの途中の駅も廃止しようとしていたのかもしれませんね。

前述した通り、なにわ筋線へのアクセス路線の予定があったために残っていたような路線でしたが、今回のなにわ筋線のルート決定により、正式にアクセス路線から外れることになりました。
おそらくは廃線になるのは必至だと思われます。
大阪都心を走る「ローカル線」といった風情がある路線ではありますが、平成5年に廃止された天王寺支線の例もありますしね。
寂しいですが、時代の流れといえるかもしれません。