やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

小林よしのりさんを

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台湾当局が入境禁止にしたそうですね。(3日の日経国際面より) やっぱり台湾論が過激すぎたのでしょうね、まだまだ近隣諸国に対しての発言には慎重さが求められるようです。
ですが、言動や思想は別にして、小林さんの多数派に迎合しない物言いには、私は好感を持っています。最近はとかく右傾化したとか言われている彼ですが、彼の意見というのは、一般のものとは常に違う意見という点では一貫しているとは思います。(というよりは、わざとバッシングされやすい意見を言っているという考え方も出来ますが)


右傾化と言えば、私は思想を右・左のどちらかにくくりつけるというやり方が大嫌いですね。特に戦後の長きにわたって我が国を支配してきた思想の二大潮流である、右翼(=保守派=改憲派)、左翼(=革新派=護憲派)という考え方自体が、我が国の自由な発想を硬直化させた元凶であるとも考えています。冷戦構造が崩壊し、多角的な思考が重要になっているこの時代に、未だに右だ左だと言っている人がいること自体、社会が自立したものの考え方を育てきれていない証拠ではないかとも思うのですが、本当のところはどうなんでしょうかね。