やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

化物語(上)を読了

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アニメを観て、原作にも興味が沸いたのですが、色々と積読状態の書籍を片付けるのに必死で、この春にようやく手を付けることが出来ました。
昔に比べたら、明らかに本を読むスピードが落ちてますね………。

作品は、話数を重ねるごとに文量が増えるのにはびっくりしたのですが、「話し言葉」と「怪異譚」とが上手くバランスが取れていて読んでてとても楽しかったです。
まあ、戦場ケ原ひたぎというヒロインが、あまりにも個性的だというのが一番なのかもしれませんが。
そう考えると、ライトノベルに限らずに、小説において不可欠なものは、印象的なキャラクターをどの程度、文章上で動かせるかにかかっているのかもしれません。
締めとしては平凡ですが、続きが読みたくなる物語でした。