やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

正しい情報を見抜く能力を養うのは永遠の課題かと

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デマの発生に、情報が伝達する手段の相違はあまり関係が無いと思いますね。
かつて1990年代に関西の地方銀行取り付け騒ぎが発生したことがありましたが、その時の情報の発生源は口コミでしたし、石油危機時のトイレットペーパー騒動はマスメディアが拍車をかけました。
大切なのは情報のソースを確認することなのですが、桁違いに多くの情報を仕入れることが出来るようになった情報の受け手にとっては、その確認自体も面倒なことになりつつあるのかもしれません。
ましてや人間は、「信じたいことを信じる」という一面がありますから、信じたい情報が目の前にぶら下がれば飛びついてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
この感情をコントロールし、正しい情報を見抜く能力を養うことが一番難しいのでしょうね。ですが、情報が飛躍的に多く流通するようになってしまった現代では、なおさら養う必要があるのではないかと思います。
困難を伴うことですが、これは教育などで取りかからなければならない課題だと思いますね。